弱音や反論を引き出せる講師になる
正解のない社会では、いかに自分が正しいかという「権威」の必要性が薄まってきています。
言い換えると「誰が言ったか」よりも「何を言ったか」という本質的な部分がより重要視されるようになってきました。
権威の必要性
先生という立場においても権威よりも、お互いの信頼関係の深さが重要です。もはや権威性を磨く必要はないのではないかと思っています。
生徒中心の、メタ認知を促す関わり方のためには、できるだけ本人の思考を言葉にしてもらうことが必要です。
偉い人が言ったから正解なのではなく、「自分は」こう考えたので妥当だと思うという思考を身につけてもらいたいと思っています。
信頼関係
そのためには、弱音を聞かれても構わないという信頼関係、感情的でない反論ができる関係を時間をかけて育む必要があります。
「弱音を吐ける人」「遠慮なく反論できる人」であることが講師に求められるコンピテンシーだと思います。