時代の流れではなく合理性で

子育てママが働きやすい環境や、LGBTQへの意識向上など人に優しい社会を作る動きが活発になっています。

人に優しい社会はそれだけで価値があると思いますが、なんとなく雰囲気だけで流行しているように見えて違和感を感じる勢力が一定数いるのも事実です。

反発する勢力に対してはもう少し丁寧な、合理的な側面での説明が必要かなと思います。

賛成している人にとっても、合理性を知ることでより現実的に受け入れることができるのではないでしょうか。

働き方改革

たとえば、子育てをしながら時短勤務をすることや在宅勤務をすることが提唱されています。

これを「女性だけ優遇されている」と捉える視点もあるかもしれません。

しかし、人口が減っていく中では、フルタイムで働く人口ではまかないきれず、細切れの時間をかきあつめなければ生産性を確保できないのです。

そういった背景があって働き方改革が推進されています。

教育においては

たとえば、競争しなくていいというと、反発する人が必ずいます。競争から逃げ出すことは甘やかしで、社会に出てから困るという主張です。

しかし、大人にも何が正しいか判断することができない時代に、何か一つの基準で競争することは不可能なのです。

合理性が優しい社会を作る

雰囲気とか気持ちの問題ではなくて、合理的な理由で人に優しい社会が作られようとしています。

感情的に反発する人たちにも納得してもらえる建設的な議論ができたらいいなと思っています。