どんなに真剣でも、インプットできるのは断片だけ
読書にしても人と話すにしても、コミュニケーションというのは非常に損失が多いものです。伝えたことが相手にはほとんど伝わらないことが常だと思っています。
読書の話でいうと、本の最初から最後までじっくり文章を読み込んでいるつもりであっても、完全にそれを理解しきるということはできません。
どんなにがんばっても完璧に意味を理解することはできず、情報の断片しかとらえることができないというのを覚えておく必要があります。
例えばもし一生懸命読んだとしても内容の70%しかインプットできないとしたら、斜め読みや飛ばし読みで時間を半分にして50%の理解をするというのが効率の良いやり方です。
そういうわけで、読書は最初から最後まで全部読むという方法だけに依存するのではなく、ケースによって流し読みやフォトリーディングを併用していくのが有効だと思っています。