下手でもいいからデザインをしよう

私たちの身近にあるコンビニの商品のデザインが注目され議論になっているようです。

デザインというものを、何か特殊なものだと捉えるのではなく、私を含めごく普通のデザイナーでない人たちがデザインに親しみを持つようになったらいいなと思います。

これはスポーツとか音楽と似ています。プロレベルのものすごい高い技術を持つ人もいるわけですけれども、そうではない一般の人も活動しています。

そういう普通の人たちはプロレベルの技術を目指してるわけではなくて、楽しいからというモチベーションでやっているわけですが、そこから何かしらの学びを得て人生を豊かにしているというのがいいなと思います。

デザインとか美術的なものに関してはハードルがすごく高いんですけれども、それでもやってみるメリットは非常に大きいのでデザインも普通の人が楽しくやってみるような雰囲気になればいいなと思っています。

デザインは人に伝えるためのスキルです。どうやったら人に伝わるのかを考えることは非常に広範囲に大きな影響を与えます。

特に今の時代はスマホだけ、パソコンだけでデザインが簡単にできるので追い風になっています。デザインに触れるハードルっていうのは下がっていますが、実際はそうではなく少し敬遠されている面もあるかなという気もします。

下手だろうがなんだろうが気にせずにデザインをしてみることが大きな収穫になるのではないかと考えています。