装置になれるか
自分の感情にも対人関係においても、刺激に反応するのではなく主体的に決断していくことが重要です。
自分はある種の装置であると考えて態度がブレないようにすることが、精神的負担も少なく自分の主張も適切に表現できるのではないかと考えています。
たとえば飲み会が好きではないから断りたいという人がいたとします。そうだとしたらもう自分はそういう装置だと決めて断り続けるのです。
最初のうちは批判されるでしょうが、毎回やっているとさすがに「あいつはそういうやつだ」という認識が定着して、すんなり受け入れられるようになります。
そういう態度をとるのは冷たいのではないかと考えるかもしれませんが、自分の主張をせずにストレスを抱え込む方が自分にも周りにも悪影響を及ぼす可能性が高いのではないでしょうか。
その際に重要な心のあり方としては、自分が装置になったとしても相手は相手なりに考えてうまく対処できると信じることです。信頼です。