結局書くことが一番将来役に立つ

フィンランドの教育では本を読むことと文章を書くということを非常に重視するといわれていますが、たしかに将来仕事をする上でも読みと書きが一番コストパフォーマンスに優れているかもしれないと思います。

学生のうちから職業を考えて、それに合うような学歴や職歴をつけることが叫ばれていますが、ぼくはあまり賛成しません。

なぜなら将来働いた時のトラブルは仕事の種類でも給与でもなく、人間関係だからです。言い換えるとコミュニケーション次第で将来の生き方は良くも悪くもなるということです。

他者の視点をもって、自分の内面にあるものを言葉にするということです。

話すことももちろん重要で練習できたら良いとは思いますが、文章に書いて形に残るようにしておくと他人からのフィードバックを受けやすく効率が良いです。

話すのは一対一ですが、生徒が一斉に書いて回収して、先生が時間に融通をつけてまとめて添削できるということですね。

文章を書くことは話し言葉にも良い影響を与えるという実感があります。それに加えて仕事上で必要なメールやチャットもスムーズにできるようになるので、メリットは大きいと思います。