勉強している姿から成績がわかるか

とりあえず学歴や勉強の成績と生涯年収は相関があるとして、それでも成績は普通でも「この生徒は将来人並み以上に幸福な人生を送れるだろうな」と思う生徒がたくさんいます。

データがたくさんあれば傾向はあるでしょうが、感覚的には思ったよりも学力の差が幸福度の差にはなっていないのではないかと思っています。

うちの塾の生徒を見ていて面白いと思うのは、成績の良い生徒もそうでない生徒も勉強に向かう姿勢にさほど差がないところです。

塾生の成績は本当にバラバラです。しかしもし他の塾の先生がうちの教室を見学に来られたとして、勉強している姿を見ただけではどの生徒がいい点数を取る生徒なのかを見分けることはできないのではないかと思います。

反対にいうと、どんな成績を取る生徒であってもそれぞれが自分なりの学びに向かっていけるような勉強の方法や学習環境を作ることが教育の目的であるような気がしています。