やる気の温度差でヤケドする

やる気を出してもらえる方法はないかと悩む方はたくさんいらっしゃいます。

やる気というのは相手と自分の相対的なもので、温度差があるとヤケド状態になってしまうのではないかと思います。

たとえば受験でいえば、保護者のやる気が生徒のやる気を上回っている時はうまくいきません。

もちろん保護者の方が正確にものごとを見ているので、つい意気込んでやる気を猛烈に出してしまうのも理解できます。ただし生徒本人とのやる気の温度差が激しいので、ヤケドしてしまいます

一方、周りの生徒ががんばっているなど、適度なやる気の温度差は良い方に向かう可能性があります。

保護者としては、実際にやる気や焦りを減らすことは難しくても、少なくともやる気に満ちているように「見えないように」するとよいと思います。

学校や塾の先生も同じです。それぞれの生徒に適切な温度感で関わることが必要です。