手作りおにぎりとコンビニおにぎりどちらがいいか

手作りのおにぎりは食べられないがコンビニのおにぎりなら食べられるという人が増えています。これは信頼感の問題だと考えています。母親の作ったおにぎりであれば食べられるが、親戚の作ったおにぎりは食べられないといったようなことです。

お金を払って買っているものはどこか信頼できるような気がするというのも、納得できることではあります。

都市部においては多くの事をお金で解決する事ができますし、反対にいうと人のつながりが希薄であるがゆえにビジネスが成立しているとも言えます。

たとえば身の回りに相談できる人がいて当たり前の世の中であれば、カウンセリングやコーチングは発達する余地が無かったはずです。

人のつながりとお金、どちらがいいという問題ではありません。人のつながりが必要なのにお金を求めるようなズレがあると精神的に苦しいのではないかと思います。都市部ではお金が必要で実際に賃金も高く、地方では人のつながりが必要で賃金も低く財布の紐も固い傾向があります。

地方でお金が無いから辛いという人もいますが、そもそも都市部のようにお金で解決できることが少ないのですから、お金ではなく人のつながりを良くしない限り幸福感が増すことはないのです。

状況や個人の価値観によって変わるので、お金に価値を置いて信頼しているのならお金を、人のつながりに価値と信頼を置くなら人のつながりが豊かでなければ幸福感を得にくいのではないでしょうか。