お金は扱いづらいものなのではないか

当たり前のように触れているお金というものは結構扱いづらく複雑なものなのではないかと思うことがあります。

魚や野菜と違ってお金は腐らないので、貯めておくことが可能です。その便利さがあるからこそ物々交換ではなく貨幣経済が成立しています。

しかしお金は貯めておくことができるけれども、相手がいなくては意味を成さないということを踏まえると物々交換と同じように考えたほうがいいかもしれない場合もあります。

たとえば物々交換の時代に、自分で作った野菜をひたすら貯め込む人がいたとします。価値があるものを一人で独占して流れを止め、そして貯め込んでいるうちにいずれ野菜は腐って価値がなくなり、誰もハッピーになりません。

これと似たようなことがお金でも言えるかもしれません。貯金してお金の流れを止めることは周りにも自分にも良いことなのかどうか考える必要があります。

お金をどのように扱うかは非常にデリケートで難しい問題だと感じます。