若い頃にこそ良いものを体験させる

子どもだからまだわからないという考えで子どもに高級なものを食べさせたり買ってあげたりしないという考えがあります。

一方で、むしろ若い頃にこそ質の高いものを体験させるメリットもあります。

若い頃は確かに相対的にものごとを捉えることにおいてはまだ経験不足かもしれません。しかしそれはあとから補完されるものなので問題ないのです。

小学生の時は当たり前と思っていた晩ごはんのメニューも、大学生になって一人暮らししてみると手間とお金のかかるものだったと気づくかもしれません。

比較するものを後から経験することによって、若い頃にした体験は贅沢で幸福なことだったのだ、と気づくことができます。そして自分の手で質の高いものを手に入れることができるように何かしら行動を起こしていくことも考えられます。質の高い生活にはある程度の収入が必要だと考えれば仕事のキャリア形成にも真剣になるかもしれませんし、家計を見直すかもしれません。

そのようなメリットを踏まえて、若い頃にこそ良いものを体験させるというのも一つの考えだと思います。