もしかして書くことで話す技術も上がっている?
人前で話をする機会がありましたが、文章を書くことで話す技術も多少向上しているのではないかという感覚を持ちました。想定していないできごとだったので少し驚きました。
なぜ書くことで話すスキルが向上するのか考えてみると、たしかに要因になりそうなことがあります。
言葉自体に敏感になることで、いわゆる語彙が増えたという状態になってスムーズに話すことができるようになったということです。語彙が増えたというのは、知っている言葉が増えたのではなく、元々知ってはいたものの口から出ることはなかった言葉を実際に使えるレベルまで持ち上げることができたという感覚です。
フレーズにしても同じことで、文章を書くことで言葉を引き出したり調べたりする回数が積み上がってストックが増えたように感じます。
言葉の選択に心理的なリソースを使わなくなったので、話の全体構成に気を配ることができるようになったのではないかと思います。
トータルして言葉を使うスキルが上がっているのだとしたら非常にうれしいことです。