やはり書くより読む方が難しい

毎日文章を書いて間もなく一年が経ちます。改めて感じることは、書く方がラクで読む方が辛いということです。特に自分の書いた文章を読むというのはなかなか重いタスクです。

はじめは400字書くのは大変でしたが、いつのまにかさほど苦しくなくなりました。一方でたった400字を読むことが未だに気が進まないのです。書き始めると勢いがついて推進力が生まれるからでしょうか。

振り返ってみるとプログラミングも同じで、コードを書いている時は自分のペースで進めているので楽しいのですが、良いコードを書くためには書きっぱなしではなく読み直して考えることも必要です。

自然言語でも同じことで、より伝わりやすい文章にするためには自分で書いたものを読み返すことが重要なのかもしれません。読み返す中で細部が磨かれて、その積み重ねによって文章力が高まっていくのかもしれません。その意識を忘れずに、文章を書き、文章と向き合っていきたいと思っています。