おかゆのように優しいタスク

浪人覚悟の生徒が来年度の年間計画を立てはじめて、理論的には無理のない良い計画ができたように見えました。

しかし、やる気が下がった時にどうするかの対応を、もっともっと時間をかけて考えてみたらどうかと提案しました。

たしかに充実した計画でしたが、もっとハードルの低いタスクも必要だと感じたからです。

たとえばステーキのような美味しくて栄養のある素晴らしいタスクがあったとして、それが毎日維持できたらいいのですが、必ずしも常に持続できるとは限りません

調子が悪い時でも食べられる、おかゆのような優しいタスクを最初から想定して作っておいた方が良いのです。

ハードルの低いタスクを考えることは、普段いかに意志の力を使ってストレスを生み出しているかを、適切に見定められるようになります。

意識的におかゆの日を作る必要もあると思います。

調子よくステーキを食べている時ほど、やさしいおかゆのことを想像して準備することが重要なのではないかと考えています。