活動量を維持しながらストレスを減らす

働き方改革のブームにおかげもあって、労働生産性を上げることで労働時間を減らしながら業績を上げることも夢物語ではないという意識が以前よりも理解を得られているようです。
 勉強に関しても同じことで、勉強量を維持しながら時間を減らすということも可能だという主張が、若干受け入れやすくなってきているのかなと感じています。

習慣化

ストレスを減らして効率を上げるために必要な大原則は、「自分の心理コストを使わない」ということです。

一つの方法は、習慣化してしまうことです。玄関で靴を脱ぐことを苦痛だと思っている人はいないと思います。しかし何の理由もなく靴を脱がなければいけないとしたら、それなりの心理的コストがかかります。

つまり、やって当たり前と思うくらいに習慣化してしまえば、精神的にかなりラクに活動できるということです。

だいたい一つのことを習慣化させるまでには二週間くらいかかります。その二週間だけがんばる、というようにゴール設定をしてみると意外とラクに達成できます。

外部化

手帳に目標を書いて、毎朝確認して自分の心にムチを打ちながら勉強に集中することは、不可能ではありません。しかし毎回これをやると心理的コストがかかります。

ヒトは周りの人がやっている行動を正しいと考えるようにできています。塾や自習室に行って、他にがんばっている人がいる環境に身を置くことができれば、自分の心理コストを使わずに集中することができます。

自分の内面から集中状態を作り出すのではなく、自分は場所に足を運ぶだけであとは外部から刺激をもらうというのも賢い方法です。