数字よりも適正スケールの経営
量より質の時代になってきています。大量生産の安いものでは売れなくなってきて、個性的で価値のあるものが求められています。
組織の在り方や経営に関しても同じではないでしょうか。
ただギラギラして数字を追い求めて利益最大化するのではなく、ビジネスとして適切なスケール感を持つことが大切な気がしています。
ビジネス的には、初期段階ではクオリティの高いユニークなもので顧客と評判を獲得して、ある程度の段階に来たら質を下げて利益率を上げていくという戦略があります。
ただし、それも数字をひたすら上げることが幸福なことだという前提に立っての考えです。
数字や物質的なものでは幸福感を得られないという視点で行くと、もっと別の戦略も見えてきます。
たとえば成長がある程度に達したら(たとえば人並みの生活ができる収入になったら)、それをキープしていくというのも一つの戦略ではないかと思っています。
顧客や売上に関しても量より質を適切に保つことに力を入れて、お客さんと相思相愛になれる関係を築くのが幸福だという価値観もあると思います。