わからないと言える関係を作る

大人になったり、先生という立場になったりすると「わからない」と言いづらくなってきます。

しかし人は誰しも知らないことがあるのは当たり前で、それを伝えることこそが大人や先生としての重要な役目ではないでしょうか。

わからないと言える関係を作るためには普段からの関係構築が必要です。

相手を信頼して、指示命令をしない

大人の指示だけ聞いていればいいというような関わり方をしていれば、指示が無いと不安になります。絶対的な正解を知っているはずの大人が、正解を知らないということは異常事態とみなされるからです。

子どもたちに自分で考えさせ、決定させ、承認してあげることが必要です。

調べたり学ぶ姿を見せる

本当は、大人が正解を知っているかどうかはどうでもよいことです。子どもは答えが返ってこなくても、どうやって知ったらいいかがわかればそれで満足なのです。

知らなかったら調べればいいですし、その姿を子どもたちに見せるとよいです。そして普段からわからないことを子どもたちに聞くのもよいと思います。流行っているもののこと、学校での出来事など知らないことはたくさんあるので、それらを教えてもらえばよいです。