幸福感のことを「感じ良い」と表現した無印良品

マーケティング、プロモーションに関して、無印良品ほど見事な戦略を展開している企業はありません。

幸福という言いにくい言葉

どうしても幸福という言葉はおおげさになりがちです。強い衝動がある時は言えるのかもしれませんが、幸福という言葉は日常的に口にする言葉ではないような感覚があります。

無印良品では「感じ良いくらし」を提案する、というキャッチコピーを使っています。感じ良いというのは、要するにポジティブな気持ちということですが、「幸福な暮らし」ではなく「感じ良いくらし」と表現した無印良品はすごいと思います。

勉強はだいたい感じ悪い

学校や教育の周辺を見てみると「感じ悪い勉強」の雰囲気が漂っているような気がします。競争でギスギスしたり、管理や強制をされたりしていて、ネガティブなイメージです。

もっと幸福感のある、手の届きそうな「感じ良い勉強」が身近にあるといいなと思います。