プルリリンガル

バイリンガルマルチリンガルという言葉はよく聞きますが、プルリリンガルはあまり馴染みのない言葉です。私はフィンランドのNational Core Curriculumではじめて見かけた言葉だったので少し調べてみました。

言葉の意味

ルリリンガルというのは発音しづらいですね。それはさておいて、定義としては、「個人が状況によって複数の言語を使う」ということだそうです。

バイリンガルというは、たとえば日本語を使う日本人としての自分と、英語を使うアメリカ人としての自分がいるようなイメージです。

それに対してプルリリンガルは、一人の個人としての自分が状況によって日本語と英語を使い分けるというイメージです。

英語は必要なのか

英語の重要性が説かれる一方で、体感的にはあまり必要性を感じられないという状況があります。それは経済構造の問題で、日本は内需でなんとか回っているので、外国に目を向けることにそれほどの切迫感がないという事情です。

とはいえ、情報を探す時は英語の方が圧倒的に量的なアドバンテージがあります。インターネットの情報は圧倒的に英語で書かれている割合が大きいです。英語の情報量は日本語の10倍以上という調査もあります。

情報を扱う時には英語、生活面では日本語というプルリリンガルの個人であるのが理想的な姿のように思えます。