自分と他人の分離

日本人は自分と他人の領域の区別があいまいだといわれています。

大人同士ではまともな議論もできないのに、子どもに対しては威圧的な態度を取ってしまう大人が多いのもそれが原因かもしれないと思いました。

自分も他人も同じだと思うから、他人の領域までコントロールしようとしてしまうのかもしれません。

大人は子どもにどう接したらよいか

子どもとはいえ、他人である以上伝わらないこともたくさんあることを理解して、できるだけ明確に言語化してあげる必要があります。

しっかりと主語のある言葉、「私は〇〇と思う」という言葉の使い方をするとよいと思います。「〇〇すべき」といった言葉は、主語があいまいで自分と他人の区別ができていない言葉です。

自分がそう言われて育ったからという理由や、勢いだけで抑圧するのは子どもが自分で考える力を奪うことになりかねません。

自分と他人は別人格だということをはっきり認めることは、相手を信頼することでもあると思います。