教えないタイプの先生に必要なこと

ティーチングをする先生と、コーチング寄りの教えない先生では求められるものが異なります。必要と思われることをリストアップしてみました。

「正解は本人の中にある」という前提のもと、自分で考えてもらうというのが全体を通して一貫している理念です。

必要なこと

適切な問いかけができること

正解を押し付けず、本人が気づきを得られるような質問ができることが求められます。答えを考えたり、選択したりできるような問いを立てる技術です。

主語を明確にして話せること

「これが正しい」ではなく「”私は”こう考える」という姿勢が求められます。

学ぶ方法を知っていること

映像授業、検索、参考書など、何を使って、どのような方法で学べば良いかを提案できることが求められます。

わからないと言えること

わからないことはわからないと伝えて、そこからどうしたらいいかという対話につなげられることが求められます。

3kuni.hatenablog.com

弱音や反論を引き出せること

関係構築ができていないと、伝えたいことがうまく伝わりません。

3kuni.hatenablog.com

より良くするために

教科の知識

本来コーチング的な関わり方をする上では必要ありませんが、専門的な知識があると少し視点が変わってくるかもしれません。

してはいけないこと

正解を与える

正解ではなく、問いを与えるべきです。正解を教えられると考える必要がなくなります。

質問で誘導する

質問という形をとって正解を与えるのは推奨されません。