「注意されるうちが華」を疑う

誰からも注意されなくなったら終わりだ、という話を聞きます。誰かから注意されているうちは改善する可能性を期待されていて、注意されなくなったら見放されたということです。その理屈を聞くと、確かに納得できます。

ただ、私自身の経験では、注意してくる人よりも励ましてくれる人の言葉のおかげで成長できたことがはるかに多いです。

独立して塾を開く時も、「若いからまだ早い」「こういう状況だからやめておけ」と注意してくる人がたくさんいましたが、「やりたいことがあるならやってみろ」「うまくいかなくてもまだ若いから失敗のうちに入らない」と励ましてくれる方が何人かいらっしゃいました。

注意されたことは全く行動に移しませんでしたが、励まされたことは実際に行動に移すことができました。

そもそも励ましてくれる人というのは、考え方にセンスのある方が多いように感じます。

誰かに注意されたところを直したところで、「悪いもの」が「悪くないもの」になるだけで、「良いもの」には決してならないのではないかと思っています。

時間は有限で、どんなに好きなことでも真剣に向き合えば辛く苦しいことがたくさん待ち受けています。どうせなら良いところを伸ばすためにもがき苦しんだ方がいいのではないでしょうか。

3kuni.hatenablog.com

注意を聞くのも重要ですが、励まして応援してくれる人の言葉はもっと重要です。励ましてくれる人の意見を信頼して、行動に移した方が良いと思っています。