「そんなことできてどうする」は褒め言葉
飲まず食わずで一日中ゲームをやっている人がいたら、「その情熱を他のものにぶつけられないものか」と呆れられます。
しかし、「そんなことできてどうする」という能力こそこれから求められる能力なのではないかと思います。
従順ではなく創造
言われたことができるという従順さは、場合によってはネガティブな能力ではないでしょうか。
反対に、自ら進んで行動する創造的な能力は非常に重要です。周りが呆れるほど夢中になっているなら、自分から主体的に活動している可能性が非常に高いです。
特に「そんなことできてどうする」レベルまで達しているのならば、称賛に値するのではないかと思います。
電車や乗り物に関しては抜群の記憶力を発揮する人、普段は眠そうにしているのにゲームのためなら睡眠を削ってがんばる人などがその例です。そのように没頭して活動する時には、「学ぶ方法を学ぶ」チャンスがたくさん隠れています。
学習とは何かが変容することです。つまり、できないことができるようになる、知らないことを知るなどの変容は学習の一つと考えられます。
個人的な関心として、ゲームを学習の一つとして認めるためには具体的どのような方法をとったらいいのか、思索しています。
