劣等感や優越感は同一平面上でしか起こらない

人と比べて優れているとか劣っているというふうに感じるときは、その相手と同じレベルにいるというふうに考えることができます。

言い換えると同一平面上にある点と同じようなことです。自分には到達できないレベルの相手は別の平面に存在するということです。

別の平面上に存在する相手に対しては尊敬と言う気持ちで埋めるしかありません。比較対象にならないということです。

反対に自分より低いレベルの平面にいる相手に対しては、その人を守ってあげたりだとかサポートしてあげるという感情で辞めることになります。

ですから相手と比べて自分が劣っているとか優れているとか感じるということは、それはつまり同じレベルの同一平面上に存在している五十歩百歩の関係ということができるのではないかと思います。

目指すべき理想は、あらゆる分野で誰とも違う平面に入るということです。そうなると他人と比べるという概念自体がなくなって、競争や優劣をつけるということがなくなってきます。