起業こそ楽しくやるべき

事業を経営するのはサラリーマンとして働くよりも難しいことで、その分リターンも大きいのだと思われているかもしれません。

起業にはそれだけでリスクがあります。だからこそ、むしろそのリスクに見合った楽しさを感じられなければ面白くないと思います。

雇用されるのと同じくらいの楽しさしか感じられないのであれば、雇用契約を結んで非常に強力な権利に守られながら仕事をした方がいいのです。

もし解雇されたとしても収入がゼロになるだけで済みますが、事業ならば仕事が無くなるとマイナスになります。

ですから、起業するならば辛いことではなく、自分がやっていて楽しいことである必要があります。

収入は起業する人間にとって本当の報酬になるかどうかは怪しいところです。自分が生活できるレベルの収入に達すると、それ以上を求めることがどこか虚しいことのように感じられるものです。

だいたいの起業家は他人に喜ばれたり満足してもらうことが最大の報酬です。

楽しくないことをやるのであればできる限り雇用契約の下で、楽しいことをやるのならば自分で起業するのが良いのではないかと思います。