一番のお祝いは入試当日

受験では合格することが最もおめでたいことだという考えもありますが、入試が終わった当日に思いっきりお祝いしておくのが良いと思っています。

もちろん合格発表の時もおめでたいのですが、入試本番までがんばってきたということが一番お祝いすべきことだからです。

入試が終わってしまえば結果はもう変えられないですし、発表時にお祝いする予定にすると不合格だった時に何もねぎらいの場がなくなってしまいます。

一番良くないのは、結果がだめならそれまでの努力はすべてムダというような、悪い意味での結果主義になってしまうからです。

特に周りの関わり方が生徒本人にとって大きな意味を持ちます。入試までのプロセスを自分も周りからもしっかり評価された上で不合格になるのと、不合格という結果だけの評価では感じるものが全く違います。

お祝いするべきは本番までの準備や努力であって、結果に振り回されない姿勢が重要なのではないかと考えています。