名刺はただの連絡先データではなく人の顔である
名刺をデジタル化する中で、名刺の存在意義について考えていました。
アプリを色々と試してみましたが、名刺に書かれた連絡先をデジタル化してくれるというサービスは、私個人にとって素晴らしいソリューションではありませんでした。
名刺に書かれた連絡先データが欲しいわけではない、というのが一つの理由です。
お会いしたことがあるのに名刺が無いせいで連絡がつかない、という事態はほとんど起こりません。
会社組織の方であれば会社のwebサイトや電話から連絡できますし、フリーランスの方であればSNSでほぼ見つかるからです。
そうなると名刺の意義というのは連絡先ではなく、グラフィックとしての影響力の方が大きいのかなと思います。
名刺はパラパラとめくって画像のように見たいなというのが感想です。感覚的な、印象を左右するのものという意味で、名刺は人の顔のようなものなのかもしれません。