ネガティブなことも肯定する
自分のありのままを認めること、自己肯定感が何よりも重要だと思っています。
勘違いされがちですが、「何事もポジティブにとらえよう」という思想とは全く違うどころか、真逆の考えであるということです。
世の中ではポジティブに生きることが良いこととする風潮がありますが、自己肯定感とは全てをポジティブにとらえるのではなく、ありのままでとらえるという、極めて客観的な心の在り方です。
たとえば、自分がネガティブに考えがちだということを認識していたとしても、本当はそれ自体には問題がありません。ネガティブな自分は「良くない」と感じていることが問題なのです。
大切なのは受け入れることであって、良い、良くないという判断は必要ありません。ポジティブな自分は「良い」、ネガティブな自分は「良くない」ということではなく、ネガティブな自分も「認める」ということが重要です。
ネガティブな自分であっても冷静に受け入れることができればそれで良いのです。