ネットは拡散でなく深化に活用する

ネットやSNSの使い方も時代の流れで少しずつ変化しているような気がしています。

誰でもパッと思いつくのが、ネットで拡散するという活用法です。拡散のためにSNS露出を増やすことに力を注ぐ人もたくさんいます。ネットを使うからこそ広く浅くたくさんの人に届けられるという理屈です。

深化というのは、本当に届けたい人にピンポイントで届けるということです。これまで誰からも評価されなかったニッチな分野や特化した内容が、ネットを使うことで深く心に刺さるというような事例がたくさん出てきています。

特定の分野でサービス・プロダクトの提供側が、顧客と相思相愛になれるチャンスをネットやSNSが広げてくれると考えると、深化は非常に価値があることではないでしょうか。

拡散も深化も両方できるのであればそれが良いのかもしれません。一方で、深化だけに集中した戦略を練るのも面白いかもしれません。

もちろんある程度の分母が必要ではありますが、たとえばWebサイトであれば月3000PVくらいで十分にマネタイズできそうです。

SNSもたくさん投稿したりたくさんリアクションすることよりも、いかに自分の好きな人と繋がれることに専念してもいいのかもしれないと思っています。