YouTubeをCGM化する

YouTube のユーザーは今もまだ増え続けているようです。ユーザーが増えるにつれ、動画の内容や、発信方法も少し変化してきているなと感じています。

具体的には、動画本体の情報を受け取るだけではなく、コメントで楽しむというような状況が増えているのではないかと感じています。

これはかつてウェブ検索の世界でも同じような事が起こっていました。例えばレストランを探す時を考えると、昔はただお店の住所とか電話番号が載っているそれだけで満足できました。しかしだんだん普及していくにつれて、単なる情報だけではなく、実際行った人がどう感じたのか、という口コミサイトというのが増えてきました。

単純な情報だけでは満足できなくなって、もっとリアルな情報が欲しくなってくるということです。そうなると情報量も増えてくるので、そのサイトのサイトを運営している人だけの力ではコンテンツを作りきれなくなります。そこでユーザーがコンテンツを作ってくる、たとえば口コミを投稿してくれるというような仕組みが必要になってきます。

これはウェブ検索の例ですが同じような事が YouTubeでも起こってきています。ですからこれから YouTubeの動画を投稿するときは、コメントが発生しやすいような仕組みや、動画の内容もコメントが発生しやすい内容にしていく必要があると考えています。

動画を撮るというのは自分が一方的に何か表現することに偏りがちにですが、そうではなくどうやって場を盛り上げてCGM化できるかを意識していくと良いと思っています。