テストの点数を取るには反復

今日はテストの成績を上げたい時は反復をするという方法が有効だというお話をしたいと思います。

何で反復が有効かと言うと、ペーパーテストというのはパターン暗記されることが一番の弱点だからです。
どういうことかというと、ペーパーテストの問題は正答率を一つの基準にして作られます。
正答率というのはみんなが解けない苦手なパターンの問題が選ばれるような仕組みになっています。

ですからペーパーテスト側の立場からすると、みんなが苦手なパターンを暗記されるのが一番困るということになります。

ただここで注意しておきたいのは、勉強全体で考えたらペーパーテストを解くというのは、勉強の全てではないということです。

問題を解くだけが勉強ではありません。
本を読んだりインプットするそれも大切な勉強であって、ペーパーテストというのはあくまでも評価の一つの形でしかないということに注意する必要があります。

反復を増やすという話に戻ると、どういう勉強法がいいのか迷った時は反復回数を増やす勉強法が良いと思います。
この反復を増やすという原則さえ守っていれば、細い方法は比較的なんでもいいです。
ネットや本でいろんな方法が紹介されていますのが、どの方法が良い悪いではなく、反復を増やすという原則に則っていればその勉強をやってみると良いです。

例えば単語カードを作ってそれを繰り返し解いたり見たりする方法でもいいですし、同じワークの問題を3周解くということもよく言われています。

実際に塾の指導で、とにかくワークを3周解きなさいというシンプルな指導方法で運営している塾もたくさんあります。
重要なことは反復をすることです。

ただ反復するだけではダメで、理解も大切なのではないかという意見もあります。
もちろん理解が大切な場合も存在しますが、基本的にはほとんどの人が反復する回数が不足しています。
これは実際に生徒を見ていて反復が少ないなと足りないなという感覚を持つことが多いからです。

それにプラスして、理解と反復は必ずしも別物ではないということもあります。
反復することによって次第に体で覚えていくとか、反復を通して理解していくということもあります。

ですから理解は大切なことでもあるんですが、何よりも先にやるのは反復だと言えると思います。

ということで今日はペーパーテストの点数を取りたいのであればとにかく反復の原理を大切にしようというお話でした。