おいしさは味だけで決まらない

食べ物のおいしさを価格とか産地で決めることには少し虚しさを感じています。なぜならばおいしさというのは必ずしも味だけで決まらないからです。

例えばごく普通の野菜であっても、自分で収穫したり自分で育てたものというのはとてもおいしく感じるものです。これが味だけが全てではないという例の一つです。

反対にどんなに高級な料理であっても、盛り付ける皿や盛り付け方が微妙だったりするとおいしさが少し落ちてしまうように感じてしまうだろうと思います。これも人間は純粋に味だけで判断してるわけではないということの根拠になります。

このようにちょっと知恵を使えば食べ物というのはおいしくなります。そもそも食べ物というのは、肉や魚であれば元々生きてたものですし野菜であれば土の中で太陽を浴びながら育ったものです。普通の食べ物も全ておいしいものなのです。

価格や産地にこだわるのではなく、食べ物を美味しく食べる知恵を身につけていくともっと生活が楽しくなるのではないかと考えています。