「まだ子どもだから」問題
子どもはまだ未成熟でちゃんとした考えができないから、大人が教えなければならない。大多数の大人はこのように考えていて、分厚い壁になっているように感じます。
ぼく自身はもっと子どもを信頼して権限移譲しても良いという意見に賛成しますが、少数派です。
正解はない
そもそも大人が正解を教えることはできません。なぜなら正解は存在しないからです。
価値観が多様化する時代背景を踏まえるとますますその傾向は強まっているように見えます。
むしろ正解を疑う能力こそ必要なのではないかと思います。
大人に影響力はない
大人が正しいことを教えるといっても、教えたところでそれほどの影響力は持っていないのではないかと思います。
子どもは仲間集団(ピアグループ)と呼ばれる人間環境から最も大きな影響を受けることが報告されています。
想像以上に大人
子どもたちは自分たちで考えることができます。それは想像している以上に高度な思考です。
手出し口出しの干渉ベースではなく、言葉や考えがあふれ出てくるのを待つことが重要なのではないかと考えています。