教科書に書いてあるから
勉強の話をしていると生徒が「教科書にこう書いてあった」というような反応をすることがあります。
もっと色んな考え方や情報源があるのにもったいないなぁという気がします。
教科書に書いてあることを正解ということにして、学生のうちは安全な正解を用意して守ってあげるという考えもあるかもしれません。
しかし実際に生きていく上では正解はなく、教科書であろうと疑うことを学生のうちから練習していった方が良いのではないかと思います。
こういった習慣がついてしまうのは、生徒が悪いわけではありません。
正解を求めることだけに偏りすぎた状況に慣れてしまった結果なのだと思います。
重要なのは、教科書に書いてあること以外の学びを大人がきちんと評価しているかということです。
言い換えると正解を出す以外の勉強にきちんとリアクションしているかが大きな分かれ目になると思います。
結果ではなくプロセスを見ること、そのためにリソースを割り当てることが必要なのではないかと考えています。