結果よりプロセス

専門的な知識やノウハウがあるのであれば、結果よりもプロセスのほうに注目した方が良いです。

一方で専門的な中身がわからないのであれば結果で評価するのは仕方ないことです。 結果で判断する以外に方法がないからです。

例えば勉強で言うと勉強の中身がわからない人にとっては、マルバツやテストの点数で評価するしかないので、結果で判断するというのはある程度仕方のないことです。

もし中身がわかっていて専門的な知識がある場合は、マルバツや数字以上の情報を取得することができます。

例えばテストの答案だけではなく、途中の計算であったりちょっとしたメモからその生徒がどのような思考回路で考えたのか、このテストを受けるまでどういうふうな勉強を積み重ねてきたのかと言う情報を汲み取ることができます。

プロセスを見て評価するということの良い面は、プロセスは再現できるというところです。

結果だけ見るというのは「雨が降っているから傘を持っていく」という行動と同じです。雨が降っていない時に傘を持って行かないと言うことです。プロセスを評価するというのは、「雲が出ていてこれから雨が降るかもしれないから傘を持っていく」という発想です。

せっかく専門的な知識があるのに結果だけで評価をするのはもったいないのではないかと考えています。結果で評価することは他の誰かに任せてしまって、自分は専門的なプロセスをしっかり見て評価していくという風なやり方が良いのではないかと思っています。