注意散漫は体に染み付く
スマホで何か検索をした時、そういえばメッセージを返信しなくてはいけないと思い出し、ついでにニュースもチェックしておこうなどとついつい惰性で色んなことに手を出してしまうことがあります。
そういう時はだいたい精神力がすり減っている時で、受け身の姿勢になってしまっていることが多いと思います。
精神力がある時ならば、脇道に逸れるのを自分の力で軌道修正できるものです。
深刻なのは、スマホが悪いのではなくもはや注意散漫な体質になってしまっているということです。そして一番恐ろしいのは、自分の体質が悪化しているのに気が付かず、機器やアプリのせいにしてしまうことです。
問題は自分の体に染み付いてしまった注意散漫の習慣にあるのです。
スマホやデジタル機器を遠ざけたり時間を区切ったりするのは、あくまでも集中できる「体」に戻すため、という認識が必要なのではないかと思います。