相思相愛の買い物をしよう

買う方と売る方、どちらもうれしい買い物が理想です。

買い手と売り手のパワーバランスは必ずしも50:50になるとは限りません。それでも95:5のように極端なバランスにならないようには気をつけたいものです。

誰もが買い手であり、売り手でもあります。

買い手としては普段買い物をしたり食事をしたりします。売り手としては、給与所得者だとしても労働して時間を売るという意味では売り手なのです。

買い物は等価交換ではなくお互いに価値を高め合うことではないかと考えています。

150円のコーラを買う時、コーラは150円以上の価値を持っています。反対の立場になって「150円渡すからコーラを作って提供してほしい」と言われても到底無理なのですから、150円以上の価値があるということです。

このようにコーラと150円を交換してお互いハッピーになれるという意味で、買い物はお互いに価値を高め合っているのではないかと思います。

上手に買うとか良い客になるというのは、身につけようと思わなければ身につかないものです。

買うことやお金を使うことは楽しいものであるべきだと思っています。楽しく充実した買い物をするために、買う側の姿勢や心のあり方にも注目したいと考えています。