小さい組織やひとり会社のファイナンス面でのメリット

最近、会社を自分一人だけで運営するという「ひとり会社」のメリットを説く本が多く出版されていて面白いなと感じていました。今の経済状況を見るとますます魅力を強く感じるようになりました。

以前はなんとなくマネージメント層に自分の身を置きたいと考えていました。今はそれほど魅力を感じなくなってきて、プレイヤーで居続けるのもいいのかもしれないと思うようになってきました。

ファイナンス面での理由として、緊急事態のセーフティネットである給付金や低金利融資の金額のスケールが決まっているということがあります。

今回の給付金100万円や無利子融資300万円という金額を見ると、1つの事業で国から支援してもらえるスケールはだいたいそのくらいに定まるものと予想できます。

毎月100万の経費で運営している事業と、200万の事業では国からの支援の価値が違うので、小さい規模で運営する方がメリットを得やすいということです。

そういう意味では、自分一人がプレイヤーとして動く組織の方が強いのかもしれないと考えています。