教育への参加メンバーを広げる

教育や子育てにおいて、参加する人の属性が狭すぎるということに課題意識を持っています。

10代の高校生と40代の保護者しか関わらないのは特殊な状況です。このような状況では視野が狭くなりすぎるという問題があります。

0歳の子供と30代の親しか関わらない家庭という状況も、ヒトの歴史から見ると不自然な育て方であるともいえます。

現実に起こっていることとしては、中高生の保護者は目に見える成果としてテストの成績や入試で合格することを要求します。

しかし20代の大学生の立場から「こうした方が人生に役立つよ」という要求や、20代の会社の人事担当者が「社会人としてこういう能力をつけてもらいたい」という要求とは大きくかけ離れた要求なのです。

もっと広い層から、若い世代に向かってどうなってもらいたいかというメッセージを伝え環境を整えることが教育なのではないでしょうか。

教育という語のとっつきにくさも、幅広い世代が参加してもらえない一因になっているのかもしれないと思っています。

これらの課題をどのように解決できるか、難しくもありやりがいを感じることでもあります。