人を分析してはいけない

たくさんの人を見ていると、ついつい「Aさんの能力は平均よりちょっと上」といったようにその人の能力や属性の相対的位置を分析してしまいがちです。

本人にとっては自分はたった一人の特別な人間であり、その気持ちを尊重して承認することが良い関係につながります。

分析するというのは、Bさんは論理的思考が得意だが話すスピードが速すぎる、といったように複数の軸で人を位置づけしてしまうということです。

しかし、こういった分析はレストランでいうと厨房のようなものであって、相手に見せる必要はないのかもしれません。

レシピや調理過程を見せるのではなく、実際に提供する料理で表現すれば良いのだと思います。

分析は自分の中に取っておいて、それを基にした個別対応の関わり方で表現すれば良いのではないでしょうか。

分類をして終わりではなく、良いアウトプットをするためのベースにすることができたらいいなと思っています。