誰のための学習状況の可視化なのか
EdTechという一見新しく見えるテクノロジーが、旧態依然とした教育観で運用されていることがあります。これが不満でもあり、もっといい方法はないか考えて行動に移すための原動力にもなっています。
たとえば学習状況が可視化されるというパターンのサービスがありますが、可視化されたデータは先生や親などが管理するという流れのものが多いです。
場合によっては、できないことに懲罰を加えるような運用がされているようです。
新しいテクノロジーを使っていても、古い常識を疑うことがなければ進歩は感じられません。
子どもは大人が管理しなければならないという価値観をもう一度考え直すことはできないでしょうか。
大人が管理しなければいけないというのはまだ柔らかい表現であって、大人が子どもを信頼したり権限移譲できていないのが実態なのではないでしょうか。