業界用語から卒業したいけどできない

「個別指導」や「授業」という言葉を使わないとしたら、どのような言葉をチョイスしたらいいのかとずっと考えています。

いまのうちの塾を見ると、典型的な個別指導の型からあまりにもかけ離れているような気がしています。宿題チェックからはじまり、先生が導入をして、演習の指示を出して、宿題を出すというイメージとは全く違うものになっています。

同じように、授業という言葉も現実と合わなくなってきていると感じます。字の通り先生が何かを授けるというようなイメージではなく、生徒本人が持っているものを引き出すという表現の方がしっくりきます。

いままでなぜ業界用語を使ってきたのかというと、当初は典型的な指導スタイルだったということと、一般に定着している言葉を借りてきた方が伝わりやすいと考えたからです。

そして独自の造語で「なんとかメソッド」のような新しい言葉を作ると、表現が説明的になりすぎてしまうというのが悩みです。

直感的に伝わりやすく、的確に表現できる言葉が見つかればいいのですが。