「できる人の法則」を知っても意味がない
よく「仕事ができる人の特徴〇〇選」「難関大に合格する生徒がやっている勉強法」のような記事のタイトルを見かけます。こういったものは読み物として消化する程度にして、実際に行動に移したり自分と比較する必要はないと思います。
まず、うまくいく人の特徴を知ってもさほど意味がないというのがあります。
たとえば「仕事ができる人の机は整理整頓されている」という法則があったとします。こういった言葉を見た時に、どういう因果関係か相関関係かに気をつけなければなりません。
この例でいうと、元の処理能力が高いから仕事もできて整理整頓もできていることがほとんどだと思います。処理能力が低ければ整理整頓も仕事もできないのが実際のところで、整理整頓すれば仕事ができるようになるわけではないということです。
ですから、できる人の特徴を知ってもさほど良い影響はないのではないかと思います。
そもそも、できる人はそういうタイトルの記事があったとしても読まないですよね。
読み物として読む程度であれば面白いかもしれませんが、ネガティブなループに巻き込まれないように気をつけたいものです。