将来ではなく今すぐ役立つ勉強をする

なぜ勉強するかという問いに対して、「将来役に立つから」という答えがよくあります。生徒たちもなんとなくそう思っているかもしれません。

しかし、将来ではなく今すぐに役立つ勉強をするように教育を変えていくことはできないのでしょうか。

学校の勉強と、実際に生きていく上で必要な能力をぴったりフィットさせていく方が良いのではないかと思っています。

先のことは全く予想できない世の中です。もしかすると、将来のために勉強しているうちに時代が変わってしまうかもしれません。

今までのように勉強して高校大学にのんびり7年間も時間を使ってはいられない時代が来るのかもしれません。

今すぐ役に立つ勉強として想像しやすいのは、対人能力やコミュニケーション能力でしょうか。友だちや先生との人間関係を築くことは、将来大人になっても役に立ちます。

今の教科学習が全く無駄なわけではありませんが、将来ではなくもっと今に注目した教育が求められているような気がしています。