悪習慣は治療ではなく卒業するまで待つ

辞めたい習慣を治療しようとしていきなり断とうとするのはリバウンドがあるのでなかなか難しく、自然にその悪習慣から卒業していくのを待つというのも一つの方法なのではないかと思っています。

先生やコーチとしてはどうしても何か手を打って悪習慣を解消しようとしてしまうものです。手出し口出しをするよりも見守るほうが難しいのです。

たとえばスマホの誘惑があったとしても、飽きるまで待つというのも一つの手段だということです。実体験としても、スマホを使っている生徒もそのうち時間の浪費を自覚して徐々にコントロールしていくようになるのを何度も見ているというのが一つの根拠です。

放っておいたら本当に何もしなくなってしまうのではないかという意見もありそうですが、そういう場合は治療的に修正したとしてもすぐ元に戻ってしまうものです。

治療しようとするのではなく、自然に卒業するのを待つというのも一つの方法だと思っています。