スマホの使い方も失敗体験から学ぶ

犯罪にまでつながるのであれば問題がありますが、スマホを使いすぎてしまう問題に関しては生徒自身が失敗を体験することで学んでいけばいいのではないかと思っています。

いま行われているスマホ教育は「危ないものには近づかない」というスタンスで行われることが多いようです。スマホの影響力はあまりにも強力なので、単純にシャットアウトするしかないというのも、ある程度は理解できます。

その一方で身を持って失敗を体験することで学ぶこともできるのではないかと考えています。ここ最近の生徒たちを見ていると、スマホを触らないことやアプリを消していくことが大人になった証でもある、というようなカルチャーができ始めています。

たくさん使ってたくさん無駄な時間を過ごしたという後悔は、生徒本人が一番感じていることなんです。周りから言われなくても生徒が自力で軌道修正する力があるとぼくは思います。

単純な禁止と失敗から学ぶこと、どちらがいいとも言えませんが、大人はバランスよく見守るとよいのではないでしょうか。