完璧主義

最近なんとなくですが、完璧主義の問題点を指摘する人が増えているような気がします。時代が脱完璧主義を求めているのかもしれないと思っています。

たしかに、完璧という言葉自体が若干ポジティブなニュアンスを含んでいるように聞こえるので、完璧主義がいかに深刻な欠点であるか気づきにくいところがあります。

日常生活から仕事まで人生を蝕む可能性がある、非常に有害な思考のクセであるにも関わらず、怠惰や無駄遣いなど他の思考のクセよりも軽視されがちです。

私自身も完璧主義的なところはあると思いますが、だいぶ色々なことを手放せるようになってきたました。

ブログもそうですが、自分でもまだまだ完成度を高められるという段階であっても、とりあえず外部に公開することで得られるメリットが非常に大きいからです。

逆に言うと、完璧主義を貫いて自分が納得できる段階で何かを世に出したとしても、思ったより良くないということです。とりあえず出すものが65としたら、自分なりに納得したものは75くらいではないかと思います。

完璧主義をどうやったら治せるのかがよくわからないので、何か良い方法がないかと考えています。