がんばっても報われない感をどう説明するか

どうせがんばっても無駄、という言葉は印象が悪いものです。半分は感情的な言い訳の部分だと思いますが、残り半分は時代の核心をついた考えなのではないかと思っています。

悲観や言い訳をしているのではなく、実際に劇的な成功は生まれづらくなっているように見えます。コンピュータやロボット、社会システムを含めあらゆることが洗練されて合理的なもので埋め尽くされてきています。その結果、人間の力によって介入できる余地が減り、成功とか劇的な変化にうさんくさいものを感じるのも必然なのではないでしょうか。

それをどういう表現をすればうまく伝えられるのかを最近考えています。

報われないから何もしないというのではなく、劇的な成功がないからこそ地に足のついた、自分が心から楽しんで情熱を注げることに集中しよう、というのが一番表現したいことです。

回りくどい説明をしなくても伝わる表現やフレーズがあればいいのですが、なかなか見つけられずにいます。