「できる」ことをすべて「する」必要はない

人間は起きている間ずっと立っていることが「できる」としても、それを「する」のは疲れるだけであまり意味のないことです。

できることの数 > することの数

できることの中から何をするかは自分の意志で主体的に選んでいくのが良いと思います。

スマホであれば24時間洪水のように情報を受け取ることが「できる」としても、実際にはすべての情報に反応「する」必要はないということです。たとえばメールをチェックする回数を減らすと返信の所要時間が減るという研究があります。集中して取り組むので処理効率が上がるのかもしれません。

経営でいえばいくらでも利益率を高めることができるとしても、上限を決めてどこまでやるかを定めた方が良いのではないかと思います。数字に上限を定めることで顧客や従業員について考える余裕が生まれます。

目の前に刺激があるとできることを全てやろうとして、疲れ果てるまで無限に走り続けようとしてしまうものなので、何をするべきかはゆっくり選んでいく必要がありそうです。