1:1コミュニケーションのコストパフォーマンス

特に仕事においては電話のマナーの悪さに困惑することが多くコミュニケーションツールとしても軽蔑していた面があるのですが、最近になって電話の価値を再定義したいと思うようになってきました。

電話は所要時間が予測できなかったり、電話を取る前の時点で話の内容がわからないために効率の悪さが気になっていましたが、使い方によっては最も有効なコミュニケーションツールになるのではないかと考えています。

5分でも3分でも、1:1で電話で話すことでかなり多くの情報量を共有できます。特に人間関係においては重要な感情面を伴うコミュニケーションとしてかなり有効です。

そう考えると、ごくわずか数分の時間で質の高い関係を構築できる電話はコストパフォーマンスの面で優れているのではないかと考えています。

SNSによってこれまででは考えられないくらい広い範囲の方々と情報を共有することができるようになりました。その一方でSNSの面白さや粘着性がむしろ薄い人間関係のために多くの時間を浪費することになっているような気もします。

賢い電話術こそネットワーク作りで最も効率の良い方法なのかもしれません。